柄を意識した切り方はフルオーダーならではの工程です。
完成時に柄が最も美しく見えるよう、1枚1枚正確にカットしていきます。
繊細なレース生地は熱したカッターで溶かしてカット。
糸くずが見えない、綺麗な切り口に。
たくさんの機械の動く音とファブリックの香りがどこか懐かしく優しい気持ちにさせてくれました。
お客様からの注文に応じて、生地を一つひとつスタッフの手で縫製し、カーテンに仕上げていきます。
サイドラインを直線に縫い付ける。
両サイドの耳の部分を3重に折り、ハンドメイドで縫い付けます。
内側におもりをしっかり付けることで裾のラインにハリが出ます。
横から見ても断面が見えない、ちょっと特別な工程です。
美しいウェーブが出るように、形状記憶加工の商品や新しい窓周り商品なども生産しています。
糸切り・フック挿し縫製後の糸残りをカットし、フックを挿し込む。
目で見て手で触って糸残りがないか確認します。
特にヒダ部分の硬い糸は指に刺さってしまうこともあるので慎重に。
届いた時にすぐ掛けられるよう1つ1つまごころこめてフックを挿します。
ヒダ取り機械制御のミシンで最適な数値を算出。
わずかなズレ・ヨレが仕上がりのシルエットを左右するこの重要工程では、機械制御のミシンを使用します。
1枚1枚個別にヒダの大きさや間隔を算出し、美しいドレープラインを作り出します。
カーテンを吊るして寸法を厳しく確認。
許容範囲は「±1cm」。
これを超えたものは全て1から作り直します。
幅や丈だけでなく、左右のカーテンの合わせ部分まで、そのチェックは細部に渡ります。